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19世紀フランス絵画

ジャン・バティスト・カミーユ・コロー

【作者経歴】
 ジャン・バティスト・ カミーユ・コロー (1796-1875)  1830年頃よりルッソーたちと、フォンテーヌブローやバルビゾン付近の風景を描き始め。1830年派(自然派)と呼ばれた。古典的な表現の中に細やかな自然観察を含み、18世紀以来の単なる叙情的な風景画より発展して、自然の外気や光や温度までを見分け、自然より得たその純粋な感動を表現しようと試みた。「感動の最初の印象を失ってはいけない。それから色価(Valeurs)と形象のバランス、これが肝腎だ。」というコローの言葉より、印象派としての、そして印象派を越えたセザンヌと通じるコローの姿勢が伺える。 油彩だけでなく、版画も100点制作。 特に写真の技法を応用したデッサン性の高いクリッシェ・ヴェールにより66点の作品を制作。

コロー コロー コロー
「乙女と死」
ガラスステロ版 1854年
202×153 mm
サゴ・ル・ギャレック版
(1921年)
「林間の空き地での食事」
ガラスステロ版 1857年
160×187 mm
サゴ・ル・ギャレック版
(1921年)
「山間の木々」
ガラスステロ版 1856年
187×152 mm
サゴ・ル・ギャレック版
(1921年)

ジャン・フランソワ・ミレー

【作者経歴】
 ジャン・フランソワ・ミレー(1814-1875) バルビゾン派。 1849年バルビゾンへ最終的に移住。 油彩・パステル・素描を主体とする彼の全作品の中で、版画はその数が34点と少ないが、エッチング、ドライポイント、リト、ガラス板、木版画と様々な技法を試み、質においても高い。

ミレー ミレー ミレー
「仕事に出掛ける人」
エッチング 1863年
385×310 mm
第4段階
「母親の心遣い」
ガラスステロ版 1862年
285×225 mm
サゴ・ル・ギャレック版
(1921年)
「耕す人」
エッチング 1855〜56年
237×337 mm
第3段階

レオン・ボンオム Leon F. G. BONHOMME

【作者経歴】
 1870年パリ生〜1924年サン・ドニ没。エンネルに学び、次にG.モローのアトリエに入り、マチス、G.ルオーと共に学ぶ。特にルオーと親しく、  この作品のようにルオーの作風と酷似しているものがある。二人は1900年以降、水彩とグワッシュで、娼婦の世界を同じテクニックを使って描いており、  「あのスタイルはどちらが先と言いかねる」という説もあるが、題材面ではボンノムがルオーに影響を与え、テクニックについては、  「ボンノムはルオーを尊敬したがゆえに模写した」という説のほうが強い。ルオーとの親交の強さが現れたおもしろい作品である。

コルセットの女 後ろ向きの裸婦 ぶどう酒と座る女
「コルセットの女」
水彩 1906年
自筆サイン・日付入
150×128mm
「葡萄酒と座る女」
水彩 1919年
自筆サイン 日付入り
250×187mm
「後ろ向きの裸婦」
水彩 自筆サイン・日付入り
205×170mm